輸出実例

建設機械のコンテナ積込・輸出時の確認ポイント

読了 約6遠山商事 輸出担当
建設機械のコンテナ積込・輸出時の確認ポイント

建設機械を輸出する際のコンテナ積込みについて、確認しているポイントをまとめました。寸法や固定方法、古い機械の場合の考え方もあわせて解説します。

建設機械のコンテナ積込・輸出について

日本の中古建機は海外でも需要があり、古い機種でも活用される可能性があります。油圧ショベルやホイールローダーなど、さまざまな種類が輸出の対象になり得ます。国内では役目を終えたと思われがちな機体でも、海外の現場ではまだまだ現役として使われていることが多くあります。整備の行き届いた日本製の中古機は、海外での評価も高い傾向にあります。車検制度や排ガス規制の変化によって国内では使われなくなった機体が、規制の異なる国で再び活躍することもあります。ここでは、コンテナへの積込みで確認しているポイントや、輸出を前提とした買取相談で準備しておきたい写真について紹介します。

輸出前に確認する写真

輸出向けの買取相談でも、まずは機械全体、足回り、型式プレート、エンジン周辺の写真をお送りください。動かない場合は、その旨をあわせて教えていただけると助かります。保管場所の写真があると、積込み方法の検討にも役立ちます。アタッチメントを複数お持ちの場合は、まとめて撮影していただけると確認がスムーズです。傷やへこみ、サビ、油漏れなどがあっても、無理に手入れをせずそのままの状態で撮影してください。写真の枚数が多いほど、より詳しい確認につながります。

積込時に確認するポイント

積込みでは、機体の寸法や重量、固定方法、輸送中の揺れや振動による損傷を防ぐための養生を確認しながら作業を進めています。油圧まわりの油漏れや、輸送中に外れやすい部品がないかもあわせて確認しています。建設機械はサイズが大きいため、積込み前の採寸も欠かせない作業です。バケットやアームなど、突起の多い部分は緩衝材で保護し、コンテナ内での接触による傷を防ぐようにしています。複数の機械をまとめて積み込む場合は、積載の順番やバランスも重要な確認事項のひとつです。

古い機械・不動機械の場合

国内では値がつきにくいと感じる機体でも、海外での再活用という可能性があります。古い機械や不動の機体でも、まずは一度ご相談ください。部品としての需要が残っている場合もあり、状態を確認したうえで個別にご案内しています。国内の相場だけで判断せず、輸出という選択肢もあわせて確認することで、ご案内できる幅が広がる場合があります。生産終了から長い年数が経過した機種ほど、輸出先での需要が見込めることもあります。エンジンがかからない、油圧が抜けているといった状態でも、写真をもとにまず確認させてください。

書類・型式確認について

型式プレートやシリアル番号がわかる写真は、機種の特定に役立つ重要な情報です。汚れて読みにくい場合も、そのままの状態で撮影してください。取扱説明書や点検記録などの書類があれば参考になりますが、書類が見当たらない場合でもご相談は可能です。年式や稼働時間が不明な場合も、型式プレートの写真から確認できることがあります。アタッチメントを複数お持ちの場合は、種類や数量がわかる範囲で教えていただけると、より詳しいご案内につながります。

よくある相談

「輸出用の機械にも国内と同じ査定基準が使われますか」というご質問をよくいただきます。基本的な確認内容は共通していますが、積込みのしやすさや輸送への影響もあわせて確認している点が異なります。「不動の機体でも輸出の対象になりますか」というご相談も多く、状態によってはご案内できる場合があります。輸出先や取引先様に関する詳細については非公開としているため、個別の案件ごとの内容をお伝えすることは難しい点をご了承ください。まずは写真をもとに、確認できる範囲でお答えしています。

まとめ

輸出先や取引先様に関する詳細は非公開としておりますが、機械の種類やサイズによって積込み方法も変わるため、まずは写真で状態をお知らせください。重機の売却を検討されている方は、お気軽にLINEでご相談ください。日本で使われてきた中古機械を、必要としている国や現場へつなげることも、確認を重ねながら進めている取り組みのひとつです。

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